WSOM リーチ麻雀部門 公式ルール

第1章 競技精神
1.選手はルール、マナーを厳守し正々堂々と競技しなければならない。

第2章 ゲームの開始
1.競技は136枚の麻雀牌とサイコロ1個を使用し、4人1組とし東風戦4局を1ゲームとする。
2.席、及び起家はカードによる抽選で決定する。東を引いた者が起家(東家)席に着席し、以下、左回りに南家、西家、北家が着席する。
3.洗牌は全ての牌を裏返した後に全体がよく交ざるように行う。
4.洗牌が終了したら4者は速やかに2段17列に牌を積む。

第3章 ゲームの進行
1.親の者が1つのサイコロを振り出た目の者がもう一度振り開門場所が決定される。(例 サイコロの目が3→6だった場合、3の目の西家の者がサイコロを振り、その出た目6を足した西家の牌山の9列を残したところが開門場所となる。)
2.親の者から順に開門場所から配牌を取っていき、親は14枚、子は13枚取り終えた後、親の第1打をもって局の開始とする。
3.各自が模打を繰り返した後、残り牌が14枚となった時点で局の終了となる。途中で和了が出た場合はその時点で局の終了となる。
4.1〜3を繰り返し4局の終了をもって1ゲームの終了とする。

第4章 局中の行為について
1.選手はゲームへの影響を考え牌の扱いを丁寧に行うこと。
2.捨て牌は3列6枚切りとし、他家に捨て牌がわかりやすいようにする。
3.一度河に置いた牌は捨て牌とみなし手牌とは入れ替えることは出来ない。
4.チー、ポン、カン、ロンは基本的に発声優先となる。しかし、発声がほぼ同時の場合はポン、カンはチーに優先し、ロンはこれら全てに優先する。
5.チー、ポン、カン、ロン、ツモ、リーチこれら全ては発声をもって成立とし、発声なき行為は認められない。
6.リーチについて
@リーチは面前でテンパイしている時に打牌と同時(海底牌以外)に宣言することが出来、一度宣言したら取り消しは認められない。
Aリーチ料は1000点供託とし宣言牌を横にして河に置く。打牌と同時にリーチマークを卓上に置く。
Bリーチ者の数に制限は無い。リーチ料はその局を和了った者の得点となる。尚、和了者がいなかった場合は供託のまま進行され、何者もそれを得点とすることは出来ない。
Cフリテンリーチ及びリーチ後の見逃しを認める。見逃し後はフリテンリーチとなり、フリテンリーチはツモ和了のみ認める。
Dリーチ後の暗カンを認めるが、ツモ牌が手牌の暗刻の牌と同一であり、且つテンパイ形、面子構成及び手役が変わらない時に限る。
Eリーチ者は流局時手牌を開き、他家よりテンパイの確認を受けなければならない。
7.フリテンとは和了牌を自分の河に捨てているテンパイ形であり、フリテンはロン和了出来ない。尚、1種類でもフリテンの場合その手牌の全ての待ちがフリテンとなる。(例 1−4−7待ちの時、1が捨ててあれば4、7もフリテンとなる)
8.和了について
@他家の打牌により和了した場合、得点はその者の1人払いとなり、自己のツモ牌によるツモ和了は3人払いとなる。
A和了による得点はその都度ポイントシートに記入する。

第5章 役
1.通常役は一発役を含めて26種類あり、通常役どうしは複合する。尚、☆は面前に限り、★は面前でない場合食い下がりとなる。
@メンゼンツモ☆ 1翻 面前でテンパイし、ツモ和了した場合。
A役牌 1翻 三元牌、場風(東)牌及び自風牌の刻子(カンツ)は1組につき1翻となる。尚、親の東は場風と自風が重なる為、2翻となる。
Bタンヤオ 1翻 マンズ、ピンズ、ソーズの2〜8のみで構成された手牌。
Cピンフ☆ 1翻 4面子が全て順子であり、待ちの形が両面待ちで、且つ雀頭が役牌ではない場合。
Dイーペーコー☆ 1翻 同じ順子が2組ある場合。
Eチャンカン 1翻 他家が加カンをした時にその牌が和了牌だった場合。(注、フリテンの場合はフリテンを優先)
Fリンシャンカイホー 1翻 カンをした時にツモる嶺上牌で和了した場合。
Gハイテイツモ 1翻 その局の最後の牌でツモ和了した場合、尚、Fと同時に発生した時は重複せずFを優先させる。
Hホーテイロン 1翻 その局の最後の牌でロン和了した場合。
Iリーチ☆ 1翻 第4章5−1による。
Jダブルリーチ☆ 2翻 チー、ポン、カンの無い純粋な1巡目にするリーチ。
K一発☆ 1翻 IJの状態でチー、ポン、カンの無い純粋な1巡以内に和了した場合のプレミア役。
Lサンショクドウジュン★ 2翻 ★1翻 マンズ、ピンズ、ソーズの3種類で同じ並びの順子がある場合。
Mイッキツーカン★ 2翻 ★1翻 マンズ、ピンズ、ソーズのいずれかで1〜9の9枚の並びがある場合。
Nチャンタ★ 2翻 ★1翻 4面子と雀頭すべてに、1,9または字牌が含まれている場合。
Oサンショクドウコー 2翻 マンズ、ピンズ、ソーズの3種類で同じ数の刻子(カンツ)がある場合。
Pトイトイ 2翻 4面子全てが刻子(カンツ)の場合。
Qサンアンコウ 2翻 暗刻(暗カンツ)が3組ある場合。
Rサンカンツ 2翻 カンツが3組ある場合。
Sホンロウトウ 2翻 4面子と雀頭全てが1,9または字牌だけで構成されている場合。必ずPか21が重複する。
21チートイツ☆ 2翻 7組の対子で構成された特殊形。
22ショウサンゲン 2翻 2面子と雀頭が三元牌で構成されている場合。
23リャンペーコー☆ 3翻 Dが2組ある場合。
24ジュンチャン★ 3翻 ★2翻 4面子と雀頭全てに、1,9牌が含まれている場合。
25ホンイツ★ 3翻 ★2翻 マンズ、ピンズ、ソーズのどれか1種類と字牌だけで構成されている場合。
26チンイツ★ 6翻 ★5翻 マンズ、ピンズ、ソーズのどれか1種類だけで構成されている場合。
2.役満は以下の12種類。役満は四倍満扱い。役満が重複した場合でも得点は四倍満を上限とする。尚、☆は面前に限る。
@テンホー☆ 親の配牌で和了っている場合。
Aチーホー☆ チー、ポン、カンの無い純粋な1巡目にツモ和了した場合。配牌がテンパイしているのが条件となる。
Bダイサンゲン 3面子が三元牌で構成されている場合。
Cショウスーシー 3面子と雀頭が風牌で構成されている場合。
Dダイスーシー 4面子が風牌で構成されている場合。
Eスーアンコウ☆ 暗刻(暗カンツ)が4組ある場合。
Fスーカンツ カンツが4組ある場合。
Gツーイーソー 字牌だけで構成されている場合。
Hチンロウトウ 1,9牌だけで構成されている場合。
Iリュウイーソー 緑色だけを使っている牌、ソーズの2、3、4、6、8と發だけで構成されている場合。
Jコクシムソウ☆ 全部で13種類ある1,9牌と字牌各1枚づつと任意の1枚で構成された特殊形。
Kチューレンポウトウ☆ マンズ、ピンズ、ソーズのどれか1種類で1112345678999と任意の1枚で構成されている場合。
3.特殊役
@レンホー チー、ポン、カンの無い純粋な1巡目にロン和了した場合。面前に限り、配牌でテンパイしていることが条件となる。通常役とは重複しない。満貫役。

第6章 ドラ
1.開門場所から3列目を開き、それをドラ表示牌とし、その次順牌をドラとする。(9牌が表示牌の場合は1がドラとなり、風牌は東、南、西、北の順とし、三元牌は白、發、中の順とする)
2.ドラは1枚につき1翻とするが、役の代わりにはならない。
3.局中にカンが発生した場合は開門場所から4列目が開かれ新たなドラ表示牌となる。その後もカンの発生の度にドラ表示牌は増える。
4.リーチを掛けて和了した者はドラ表示牌下の裏ドラ表示牌を開く権利を得る。カンが行われドラ表示牌が増えている場合はその下も裏ドラ表示牌となる。権利を得た者は必ずその権利を行使するものとする。
5.ドラ表示牌の開き間違いが発覚した場合は局の開始前ならば正しい場所を開き直し、局の開始後ならば間違いで開かれた牌を有効とし、本来のドラ表示牌の位置と入れ替える。

第7章 得点計算
1.和了は1翻以上の役がある場合にのみ成立し、得点は獲得した翻数とベース点(符)によって決定される。
2.ベース点は以下の通り計算される。
@全ての和了・・・20符 面前ロン和了・・・+10符
A牌の組み合わせに付く符
 雀頭 役牌・・・2符 それ以外・・・0符
 順子・・・0符
 刻子 明刻(1、9、字牌)・・・4符 (2〜8牌)・・・2符
    暗刻(1、9、字牌)・・・8符 (2〜8牌)・・・4符
 カンツ 明カンツ(1、9、字牌)・・・16符 (2〜8牌)・・・8符
     暗カンツ(1、9、字牌)・・・32符 (2〜8牌)・・・16符
B待ちの形に付く符
 カンチャン、ペンチャン、単騎・・・2符 それ以外・・・0符
C和了方法に付く符
 ツモ和了・・・2符 ロン和了・・・0符
 (特例としてピンフ形のツモ和了は0符とする。)
@〜Cの合計を切り上げたものがベース点となる。(尚、チートイツ形のベース点は全て25点とする)
3.翻数とベース点によって決定される得点は別表の通りとする。
4.3翻60符以上、4翻30符以上を満貫とし、翻数の増加に伴い得点も増加する。
 5翻・・・満貫(親、12000点、子、8000点)
 6翻、7翻・・・跳満(親、18000点、子、12000点)
 8翻、9翻、10翻・・・倍満(親、24000点、子、16000点)
 11翻以上・・・三倍満(親、36000点、子、24000点)
 役満・・・四倍満(親、48000点、子、32000点)

第8章 役満のパオ
1.他家に役満を確定させた者はパオとなり、役満を確定させた他家が和了した時に責任払いとなる。
2.パオとなった者は役満を確定させた他家がツモ和了した場合はその得点の全てを負担しなければならない。自分以外の他家からのロン和了の場合はその者との折半払いとする。
3.パオが適用される役満は以下の3種類。
@ダイサンゲン 3種目の三元牌をポンさせた場合。
Aダイスーシー 4種目の風牌をポンさせた場合。
Bスーカンツ  4回目のカンをさせた場合。

第9章 ペナルティー
1.ペナルティーは和了放棄とチョンボ(△10ポイント)の2種類とする。
2.和了放棄となる行為
@誤発声、空発声。(発声は最初に発したものを有効とし、言い直しは認められない。)
A多牌、少牌。
Bツモる場所を間違えた場合。
Cその他、審判が和了放棄が適当と判断した行為。
3.和了放棄となった者は現局において、いかなる発声行為も禁止となる。
4.チョンボとなる行為
@和了宣言をして倒牌したものが正当な和了ではなかった場合。
A和了した手牌をポイントシートに得点を記入する前に崩した場合。(ポイントシートへの得点記入によって他家の承認とする)
Bノーテンリーチを掛けて、流局した場合。
Cリーチ後、正当でない暗カン行為をし、流局した場合。(ノーテンリーチ扱いとなる)
D大規模な牌山崩しなど、その局の続行を不可能にした場合。
Eその他、審判がチョンボが適当と判断した行為。
5.チョンボによる△10ポイントはその者のトータルポイントから差し引かれ、そのゲーム自体に影響は及ぼさない。
6.チョンボが発生した時点でその局はノーゲームとなり、局のやり直しとなる。

第10章 競技の終了
4局の終了をもって1ゲームの終了とする。終了後、ポイントシート記載の得点を1000点1ポイントとして計算し、着順により順位点が加算される。順位点は以下の通り
1着 2着 3着 4着
+6ポイント +2ポイント △2ポイント △6ポイント
尚、同点の場合は順位点を分けるものとする。

第11章 補足事項
1.和了者が同時に複数出現した場合はその全てを有効とする。(ダブロン、トリプルロン有り)
2.和了者は手牌を公開する時は必ず理牌をしておくこと。
3.1局の中でカンは合計4回までとし、リンシャン牌が無くなった時点で以降のカンが出来なくなるものとする。
4.和了した手牌はその手の持つ最高の得点になるように計算する。
5.審判は選手に対して注意、警告を行うことが出来る。選手がこれに従わない場合は失格となることもある。
6.ポイントが同点の場合は、そのラウンドの@トップ数A順位率Bラス数C最大得点ゲームの順で比べて順位が決まる。全てが同じ場合は抽選となる。


別表@ 得点計算早見表(親)( )はツモ和了の時1人からもらう点数
ピンフツモ形30符40符50符60符70符チートイツ形
1翻1500
(500)
2000
(700)
2400
(800)
2900
(1000)
3400
(1200)
2翻
(700)
2900
(1000)
3900
(1300)
4800
(1600)
5800
(2000)
6800
(2300)
2400
3翻
(1300)
5800
(2000)
7700
(2600)
9600
(3200)
満貫満貫4800
(1600)
4翻
(2600)
満貫満貫満貫満貫満貫9600
(3200)


別表A 得点計算早見表(子)( )はツモ和了の時もらう子、親の点数
ピンフツモ形30符40符50符60符70符チートイツ形
1翻1000
(300.500)
1300
(400.700)
1600
(400.800)
2000
(500.1000)
2300
(600.1200)
2翻
(400.700)
2000
(500.1000)
2600
(700.1300)
3200
(800.1600)
3900
(1000.2000)
4500
(1200.2300)
1600
3翻
(700.1300)
3900
(1000.2000)
5200
1300.2600)
6400
(1600.3200)
満貫満貫3200
(800.1600)
4翻
(1300.2600)
満貫満貫満貫満貫 満貫6400
(1600.3200)